イギリスは、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの四つの国から構成されている連合国家です。エディンバラはそのスコットランドの首都にあたります。
夏は23時頃まで明るく、冬は15時過ぎから薄暗くなりはじめます。
気候は、夏は平均22℃、冬は零下になることは少なく、極めて温和です、そう、数字の上では。これに、年間を通じて多い雨と町中を吹き抜ける風がプラスされて、1日で天気はころころとめまぐるしく変わり、全く予想ができません。晴れていると思い外に出たのはいいものの、その瞬間に雲行きが怪しくなり雨が降るのも当たり前。このため、エディンバラを知る人は、口を揃えてこう言います。”Edinburgh is very beautiful ciry, but,,,.” 天気さえよければパーフェクトだとみなさんは思っているのです。このような天気なので、太陽がさんさんと降り注ぐ日は、お仕事の手を休めて外に飛び出したり、日差しを浴びながらカフェでお茶したり、真昼からパブでお酒を嗜むのです。
そう、エディンバラは美しい街。
街並みはユネスコの世界遺産に登録されています。しかし個人的には、どこを歩いていても同じような外観の建物が建ち並び、色合いもすすけた灰色。永遠と同じ景色が続くような気がして、少し気が滅入ってしまいそうな時もあります。
2011年の統計ですと、エディンバラの人口は50万人、東京の江東区と同じくらいの人口です。しかし面積は約6倍エディンバラの方が広いのです。つまり、それはごみごみせず、程よくコンパクト。それでいて大学、デパート、レストラン、スーパーが一通り揃っているので、大変住みやすい街だと感じています。
最近私たち夫婦は、少しずつエディンバラの良さに気付き始めました。雨こそ多いですが、暑さに弱い私たちにとってエディンバラは最高の気候ですし、美味しくないと評判のイギリス料理にも意外と美味しい物もあるとわかりました(配偶者はポテトとハギスがお好みのようです)。ですので、エディンバラのことをもっと皆さんに知っていただき、そして興味を持っていただけたら、と思っています。