場所はGeorge Street、街のメインストリートであるPrinces Streetから1本北側の大きな通りに面しています。中心街から抜けた通りにあるので、喧騒から離れて楽しめることができます。
ぽろちと配偶者は、2ヶ月前のスパニッシュレストランLa Tascaで飲んだサングリアの魅力にすっかり心を打たれたので、この祝いの日の杯に是非とサングリアを注文しました。
La Tascaに比べてフルーティーさに欠けるのですが、確かにこれはサングリア。ジュースのように飲めてしまい、全く酔いを感じさせないので、とても恐ろしいお酒です。ぽろちと配偶者の喉をぐいぐいと潤してくれます。ぜひ本場スペインでも頂きたいです。
お料理はスペイン特有のタパス形式なので、小皿に盛られています。たくさんのお料理を一度に楽しめるので、居酒屋に慣れている日本人には、イギリスの1皿形式よりもこういったタパス形式の方が合うのではないかと思います。この間までフィッシュ&チップスを食べて幸せー!と叫んでいた配偶者でしたが、今日は「やっぱり居酒屋だよね」などとパブが大好きと言っていた人の言葉とは思えません。配偶者には自分というものがないのでしょうか。
まずは、Tortilla Espanola (Tortilla is a thick omelette traditionally filled with sliced potato and onion)を注文。
スペイン風のオムレツ、トルティ ージャです。ポテトも入って優しい味です。
お次は、Pollo Romesco (Chicken thighs roasted in olive oil and garlic served with a tomato, chilli, red pepper and almond salsa)です。
これは…カーネルおじさんのフライドチキンを真似しているのでしょうか。全然真似出来ていませんし、ちょっともそもそでぱさぱさでした。
そして、Mejillones a la Marinera (Fresh mussels cooked in white wine, shallots, garlic and finished with fresh cream)。
もうおなじみのムール貝。身が大きく、ソースも濃厚で美味しいです。
まだまだいきます。Pato a la Francesa (Confit of duck leg with red wine and thyme)です。
アヒルのレッグです。お肉がトロトロで美味しい!と配偶者はご満悦の表情でしたが、ぽろちにはお肉が固くもそもそしていて何とも言えないお味でした。
次は、Tabla de Ibericos (A platter of Serrano ham, aged Iberico chorizo, Lomo and Manchego Chees)です。
イベリコ豚の頬などが盛られた前菜です。イベリコ豚と聞くとテンションが急激に上昇するぽろちでしたが、イベリコ豚というよりささみのような…。しょんぼりです。
最後は、Paella Valenciana。
パエリアです。確かにパエリアですが、特徴がまるでないパエリアです。パエリアとしての資格があるかどうかわからないパエリアなので、思わず苦笑いでしたが、配偶者は嬉しそうに食べていたので、ぽろちの味覚が変なのかもしれません。
カジュアルなレストランではありますが、ムードもありますので、気取りたくないけどデートや雰囲気を高めたい時に利用できるレストランではあると思います。
ぽろちと配偶者はほろ酔いでお店を後にし、日曜の憂鬱さとまた始まる一週間を乗り切るための士気を高めるために、二軒目へと向かうのでした。
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