(ローズストリート側の入り口)
場所はエディンバラの中心プリンセスストーリートと並行に走る、ジョージストリートにあります。店先にはドアマンがおり何ともハイソな空間を演出していますが、店内に入ればそこは別世界。広々とした店内には大きなスポーツ観戦用のスクリーン、その下には大勢の人が溢れ、お酒を傾けています。辞書によると、店名の'Standing Order'とは、「継続注文」、銀行用語では「自動引き落とし」という意味。それもそのはず、このパブは以前は銀行だったため、その名残で店名を付けたようです。銀行の名残というだけはあり、内装が厳かです。厳格な銀行が内装をそのままにラフなパブに生まれかわるとは、何とも不思議ですが、面白み味があります。
お店の中には、金庫の扉がそのまま残っていてお客さん達が興味深げにハンドルをまわす姿がみうけられます。
早速配偶者が、バーカウンターでお酒とデザートをオーダーです。他のパブと比べてお酒が安価のようですが、少々サイダーの種類が少なくぽろちは残念です。食事は既に済ませたので、お酒をメインにいただきます。配偶者はウィスキー、グレンフィディック12年、(Glenfiddich)。ぽろちはSex on the Beachを注文。
残念なことに、デザートは頼もうとしたものが全部売り切れ。仕方がないので、余っていたチョコレートファッジケーキになりました。
正直ぽろちはチョコレートケーキがあまり好きではないのですが、配偶者はデザートを頼むとき必ずチョコ系なので、配偶者にとっては売り切れも吉、と出たようです。
チョコレートはとにかく甘いの一言に付きます。ケーキが温かいので、なおさら甘さが回ります。配偶者は、チョコレートとウィスキーは合うのだと満足そうに楽しんでいましたが、 なんというか、もう少し塩気のある物を食べたかったな…とぽろちは残念でした。
オーセンティックなイギリスのパブではないのですが、軽くおしゃべりをしたり、気取らずお酒を飲みたい時に、うってつけのパブだと思います。