ホテルでクリスマスディナー!Balmoral Hotel。

もうすぐクリスマス。イギリスに来たら本場のクリスマスを味わえるはず!と楽しみにしていたのですが、ぽろちと配偶者にはイギリスの親戚がいるわけでもないのでクリスマスプレゼント交換等もちろんなく、イギリス人の友人とクリスマスパーティーの予定もないので、全く本場のクリスマスが味わえません。日本のように街中すべてが煌びやかに彩られてクリスマス一色!というわけではないエディンバラ。外出してもいつもと同じ日常です。そんなわけで、クリスマスだということを忘れかけていた私たちは、クリスマス気分とちょっとリッチな雰囲気を楽しみたい!ということで、エディンバラはザ・バルモラルホテル (The Balmoral)でディナーです。



繁華街プリンセス・ストリート沿いにあり、エディンバラの中心地に位置する ザ・バルモラルホテルは、スタイリッシュでラグジュアリーな五つ星ホテル。スコットランドの貴族のスタイルに影響を受け、建物は豪華なヴィクトリア調です。1902年にオープンしたホテルは当初、北 ブリティッシュホテルという名で営業しており、隣接しているウェイバリー駅を利用する旅行者に、快適な空間を提供するために建設されました。エディンバラ の風景には欠かせない、ザ・バルモラルホテルの顔でもある時計塔は、旅行者が列車に乗り遅れないようにするために、2〜4分程早めて設定されています。


ちなみにハリー・ポッターの作者であるJ.K.ローリング氏は、ハリー・ポッターの最終章をこのザ・バルモラルホテルで執筆し、3ヶ月缶詰になって仕上げたそうです。現在この記念すべきお部屋は、「J.K ローリングスウィート」という部屋となり、宿泊も可能ということです。また、ローリング氏のサインが残されており、"J・K・ローリング、この部屋で 【Harry Potter And The Deathly Hallows】を書き終える、2007年1月11日"というもの。ファンは必見ですね。

(http://www.thesun.co.uk/sol/homepage/news/30858/JKs-hotel-clue-on-new-Potter.html引用)

うんちくはさておき、早速ディナーです。入り口では、スコットランドの伝統衣装キルトに身を包んだドアマンが、迎えてくれます。ホテル内のHadrian's Brasserieというレストランに向かいます。


早速、ぽろちはロゼ、配偶者は白ワインで乾杯です。少し早いですが、メリークリスマス!



のんびりワイングラスを傾けていると、パンをサーブされました。上品なバターと程よい固さのパンの美味しさに、夕食への期待も高まります。


スターターには、ぽろちはインゲン豆のクリーミースープ。


インゲン豆は苦手なので失敗したかな…と一瞬思いましたが、本当にクリーミーで美味しかったです。スープをパンに浸して食べると更に美味しく、ぺろりです。

配偶者はスモークサーモンを注文。


スモークサーモンは肉厚。そして、とっても上品で柑橘系の風味がして大変美味しいです。クリームチーズと添えて食べると旨味が増し、口の中でとろけます。

メインは、ぽろちはローストターキーです。


少々お肉がもさもさしており、口の中の水分が奪われていくので、終盤は噛むのが苦痛になってしまいました…。美味しいのですが、至って普通のターキーでした。

配偶者は、シーバスのレモンソテー。


 レモンとバターが程よくシーバスと絡んでおり、非常に香ばしいシーバスでした。しかしこちらも、至って普通のシーバス。美味しいのですが、特別特徴があるわけでもなく、何とも言えない気持ちになりました。

そしてそして、大好きハギス!


マッ シュポテト、ニープス、ハギスの三段重ね。そしてその上からウィスキーソースがとろーり。このウィスキーソース美味しい!配偶者は大変お気に召した模様。 しかし、ハギスはとっても控えめ。これではハギスではなくて、マッシュポテト featuring ハギスです。ですが、美味しかったです。

これまで、前を通り過ぎるだけだったバルモラルホテル。ついにディナーをすることができました。五つ星ホテルということから少々緊張しておめかしして臨んだのですが、Hadrian'sはカジュアルな雰囲気で、リラックスしてディナーをすることができました。たまにはホテルのディナーもいいな、と思いました。満足です。
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