以前、配偶者が友人とサイゴンサイゴンで夕食を楽しんだことは、ブログでお伝えさせていただきました。配偶者曰く、エディンバラのチャイニーズレストランの中では、"結構イケる"レベルであるとのこと。多くの中国人がこのサイゴンサイゴンに来店していることから、中国人も認めるチャイニーズレストランのようです。
今回はディナーではなく、ランチビュッフェに挑みます。朝食を通常よりも軽めにしてビュッフェに備えた、ぽろちと配偶者。量はそう多くは食べられませんが、一通り全種類食べられればいいかな、と思い、整えて挑む次第です。
店内は、ほぼ満員。大人気のようです。幸い、ぽろちと配偶者は運良く並ばず席に着くことができましたが、すぐに長蛇の列。中国人や韓国人、インド人が多い印象です。もちろん、地元の方もいらっしゃいますが、アジア人が大部分を占めていますね。ちなみに、日本人はいませんでした。
早速、腕まくりしてビュッフェに参戦…。しかし、配偶者がすぐさま腕まくりした袖を元に戻しました。何事かと思えば、「品数が少ない」と配偶者からの一言。配偶者は何度かこのサイゴンサイゴンに来店しており、料理もそれなりに満足していたので、ビュッフェも期待できるだろうと考えていたようですが、ラインナップを見て撃沈した模様。確かに、種類は少ないですね…。
スープは、たまごwithコーンスープと鶏ガラスープfeaturingショボい麺的なものの2種、揚げ物は少々、チャーハンと呼ぶ事すら躊躇われるチャーハン、何故チャイニーズにカレー?が2種、得体の知れない野菜炒め各種、デザートは水っぽいバニラアイスなど各種。野菜料理が少なく、揚げ物が多いですね。
お鍋の中の鶏ガラスープには、麺が既に投入済みで長時間スープに浸され伸びてしまい、最悪の結末を迎えた麺は生気を失っていました。また、何故チャイニーズレストランにカレーがあるのかも不明。
…日本のビュッフェのイメージで行くと絶望して根こそぎ食欲が奪われるので、軽い気持ちでビュッフェに参戦されることをお勧めします。
この状況では、味に期待等できません。配偶者から「おいしいよ!」と何度も聞いていたぽろちは、また配偶者に裏切られたため、もうやる気を失いあきれ顔。そんなぽろちに配偶者は、「ビュッフェでは彼らは本気を見せてないけど、ディナーはおいしいよ!リアルリアル!」と言い訳。だったら最初からディナーにしろよ、と文句を言いたいところですが、ぽろちは大人なのでぐっと我慢です。
お味はここに書く程ではないので詳細は省きますが、まあ、お察しの通りです。美味しくないですね。揚げ物にはほぼ間違いが起こらないので可もなく不可もなくといったところですが、後はご遠慮願いたいお味です。日本人が求める中華ではもちろんなく、本格的な中華料理と呼べる代物でもないです。スタッフは全員中国人のようですが、何故もう少し本気を出さないのか理解に苦しみます。中国四千年の歴史に失礼です。
ぽろちと配偶者は早々にお店を出ました。配偶者はかなり動揺して何度も「ビュッフェは良くなかったけど、通常メニューはリアルにおいしいから!」と言っていますので、通常メニューは美味しいようです。しかし、ビュッフェはだめですね。プリンセスストリートの道の真ん中で看板を出してビュッフェをアピールしていますが、その看板に騙されたぽろちと配偶者のビュッフェ物語は上記の通り悲しい結末となりました。サイゴンサイゴンでビュッフェランチを検討されている方は、ぜひ参考にしていただけると幸いです。
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