スコットランド国立美術館前の広場、’East princes street garden’。
通常は上の写真のように穏やかな場所だが、11月下旬から1月上旬まで、クリスマス・マーケット、「Edinburgh Christmas」が開催されている。
このクリスマス・マーケットは、クリスマスの本場であるドイツ西部フランクフルトに拠点を置く、クリスマス・マーケット関係者が主催しているそうだ。そのため、普段なかなかイギリスではお目にかかれない、ドイツ名物であるソーセージやドイツの伝統的な料理が露店に並ぶ。
また、ヨーロッパ各国の伝統工芸品もあるので、何だかエディンバラではなくどこかヨーロッパに旅行しているのでは…と思わず錯覚してしまいそうだ。クリスマスの高揚感と年末の慌ただしい雰囲気を同時に楽しめクリスマスマーケットは、日々大盛況で地元の方々はもちろんのこと、観光客で賑わっている。
移動式観覧車等のアトラクションやアイススケート場もある。アイススケート場では、先日あるカップルがブロポーズにこのアイススケート場を選んだとのことで、大きな話題となった。
(STV Edinburgh より引用)
ポテトに釣られて来たぽろちと配偶者。時折雨が降るため天気は良くないが、クリスマスカラーやクリスマスリースを見ていると、気持ちが高まってきた。しかし、まずは興奮した気持ちを落ち着けて、ウォーミング・アップ。我々のウォーミング・アップでもあり、メインでもある、ポテトを味わうことにする。悩んだあげく、美味しい香りで漂うドイツ料理のお店で、チャンキー・チップスを購入。
美味しい。さすがチャンキーチップス。エディンバラでは、なかなかさくっとしたポテトに出会えていなかったため、チャンキーなポテトに思わず口元が緩む。萎れたニートポテトよりも、やはり勢いのあるチャンキーなポテトに限る。
ポテトで軽く準備運動したところで、こちらの観覧車に挑むことにする。
エディンバラの中心街、プリンセス・ストリートを始め、絶好の風景が見渡せるカールトン・ヒルや、アーサーズシートが手軽に一望出来るのだ。混雑していたが、構わず乗ることにする。観覧車の回転スピードが早く5回程回ってくれるサービス精神旺盛な観覧車を、ぽろちと配偶者は少々見直した。。てっきりすぐ弱音を吐いて「あ、すいません、今日は具合よくないんで、営業停止しまーす」と言い出しかねない観覧車だったため、観覧車のやる気に安心。
しかし観覧車のやる気に反して、スタッフの誘導が効率悪くよくわからないシステムだったので、ぽろちと配偶者の気分は下落。それでも観覧車から見渡す景色は素敵だったので、まあよし!
観覧車を堪能後、小腹がすいたぽろちと配偶者。早速、ホットドッグにかぶりつきましょう。
大きなフライパンで焼かれているウィンナーにそそられ、ぽろとと配偶者はすぐさまホットドッグを購入。さすがドイツウィンナー。イギリスのニートウィンナーとは違い、迫力と威圧感がある、できるウィンナーだ。味も何だか"生きている味がする。
ホットドッグに味を占めたぽろちと配偶者は、別の露店でも再びホットドッグを購入。
身体が冷えてきたら、ホットチョコレートでブレイクタイム。生クリームが入っているのか、通常のホットチョコレートよりも濃厚でしっとり。非常に美味しく、また飲みたいと思わせる力があった。
お恥ずかしい限りだが、最後に配偶者が作成した動画でお別れとしよう。少しでも雰囲気が伝われば幸いだ。