入り口には、説明が…。1700年頃の話であるが、道の名前にもなっているWilliam BrodieはWrights組合の執事(deacon)であった。昼間の彼の姿は、全うな人間であったが、夜の姿は一変して、裏社会に身を置いて、ギャンブルやお酒に明け暮れていたのであった。しかし1788年、Brodieはギャンブルの借金を返すために強盗を犯し、首つりの刑に処されたそうである。この話が、エディンバラ出身の小説家、ロバート・ルイス・スティーブンソン(Robert Louis Balfour Stevenson)の有名な作品「ジキル氏とハイド氏」のインスピレーションになったそうである。
では早速、この入り口を入って店内へ。
店内を見渡すと壁にはWilliam Brodieが首つりの刑に処されている様子のペイントが、、。とはいえ、お店の雰囲気はクラシックな暖かみのあるカフェなのでご安心を。
それでは、オーダーです。
ぽろちは、ハム・ベーグルとフレーバー・ティー。ハム・ベーグルはホカホカでとっても美味しいです。クリームチーズの味が特徴です。
しかし、フレーバー・ティー。選択を誤ってしまいました。ご覧下さい、ティーバックです。
紅茶の国だから、と油断してはいけません。ちゃんとしていそうなカフェでも、紅茶はティーバックでやってくることがしばしばあります。フレーバー・ティーはよりその確率が高く、未だ、お茶っ葉のフレーバーティーとは出会った事がありません。
配偶者は、スクランブル・エッグがのったトーストとアメリカンコーヒーを。
エッグがのったトーストはアツアツで優しい味です。コーヒーとの組み合わせは寒い日にはもってこい。
デザートにはミリオネア・ショートブレット。
チョコレート、キャラメル、ショートブレッドの三段重ね!こんなショートブレッドを使ったお菓子があるとは!チョコレートやキャラメルが、俺が俺が、と甘さを強く主張してきますね。これは疲れた時に食べたら一気に疲れが吹っ飛びそうです。配偶者には甘すぎたようでコーヒーを飲み干してしまいました。
ロイヤルマイルで観光の一休みに如何でしょうか。ただし、フレーバーティーには要注意ですよ!