このトマトパスタ臭くね…?Bar ITALIA Ristorante。

先週、燃えるカレーとの出会いを果たし大変満足したぽろちと配偶者ですが、そのカレーのお店のお向かいに、ぽろちと配偶者の興味を掻き立てるイタリアンのお店が佇んでおり、カレーを食べながらもイタリアンのお店がずっと気になっていました。ぽろちと配偶者は今週一週間協議を重ね、その気になるイタリアンBar ITALIA Ristoranteに行ってました。


場所は、先週もご紹介した通り、プリンセスストリートの西側から直角に走るロジアンロード(Lothian Road)沿いにあり、"燃えるカレー"でおなじみKama Sutraのお向えです。


イタリアンなのでワインといきたいところですが、本日は野暮用で一日中歩き回っており喉が渇いていたので、ビールとサイダーで乾杯です。今週もお疲れさまでした〜。かんぱーい!今週一週間、配偶者は非常に忙しかったようで、やっとビールで一息つけたようです。


店内は、イタリアを思わせない賑やかなBGMがかかっており楽しい雰囲気です。また、年配のスタッフさんが非常に親切だったので、ぽろちと配偶者の気分も一気に高まります。高揚してる中、早速スターターが登場です。


トマトソースで味付けされたムール貝。これは美味しい!美味しすぎる!大当たりです。通常ムール貝はガーリックソースやブルーチーズソースで食べていましたが、トマトソースとも合うようでびっくりしました。エディンバラに住んでいて良かった、と思う理由の1つは美味しいムール貝が食べられるということです。これは素晴らしいレストランを見つけてしまったのでは…?と、ぽろちと配偶者は興奮状態。「今夜はパーティーだね!」とはいしゃいでおりましたが…。


期待感マックスの状態で登場した、メインのアンチョビのピザ(Siciliana)。

待ってました!とばかりに、配偶者が無我夢中でピザを切り分けて口に運びます。しかし…配偶者の表情が一気に曇り始めました。まさか…。配偶者が無言でぽろちにピザを勧めてきたので食べてみると、ぽろちの頭の中で試合終了の鐘が鳴り響きました。まず、ピザの生地がモッチリでもサクサクでもなく、冷凍食品のピザのような特徴のない生地。チーズが濃厚ではないし、まるでケチっているかのように少ない。そしてトマトソースは、絶対に市販と思わせる味。全然美味しくないです。これはダメですね。ピザと呼んではピザに失礼だと思わせる、失礼なピザです。

メインその2は、ホームメイドパスタ。メニューには、パスタとホームメイドパスタの項目があるので、これはレストラン自慢のメニューに違いない!と、いうわけで、イタリアンフレッシュソーセージが入っているという、トマトバジルパスタ(Mezzi Rigatoni Norcina)をオーダー。


お待ちかねのパスタがテーブルに着陸した途端。なにやら変な香りがぽろちと配偶者の鼻孔をくすぐります。なんか臭い…とその香りに思わず顔をしかめるぽろちと配偶者。どっかで嗅いだ事ある匂いだな…と思いながら口に運んで、思い出しました。シナモンです。いいですか?パスタにシナモンがかかってるんですよ?ディズニーランドのチュロスを彷彿とさせるシナモンが、トマトバジルソースのパスタにかかってるんですよ?ありえなくないですか?しかも、トマトバジルソースを頼んだはずなのに、バジルが全然かかってない。これはどういうことなのか…。

イタリアにはシナモンがかかったトマトソースのパスタがあるのかな?と臨機応変に考えようと努めましたが、どうにも受け入れ難い。しかも、オーダーを取ってくれた親切なスタッフさんの代わりにきた態度の悪いイタリア人スタッフに会計時強引にチップを取られた上に「食べたならはやく帰れ」というニュアンスの言葉を乱暴に言われたので、このレストランはぽろちと配偶者の中で地獄の底まで落ちたワースト1を争うお店となりました。

スターターのムール貝がとても美味しかっただけに、メイン料理の意味不明さに失望です。ムール貝だけでも食べにいこうかと思いましたが、イタリア人スタッフの態度の所為でもう行かないお店にランクインとなりました。
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