動物と触れ合うことは、心を豊かにしてくれるものであり、溜まった疲労も忘れることができ、またストレスを緩和してくれるのである。かわいい動物を見ると、心が洗われる人も多いだろう。その現代人の心の癒しの場の代表でもある、猫カフェ。かわいい猫ちゃん達の自由気侭な姿が思う存分見ることができる猫カフェ・Maison de Moggyが、つい先週、スコットランド初!エディンバラに上陸。まずは、配偶者作の動画をご覧頂きたい。
場所はストックブリッジ。エディンバラの中心プリンセスストリートから北に15分程のところにあるお洒落で閑静なエリアです。オープンしたばかりということもあるのか、ペイントも控えめで看板等もなく殺風景な店構えですが、道行く人は皆、立ち止まってお店を覗いていく程大人気です。ぽろちと配偶者が到着した時もお店の前には人だかりが…。予約は必須ですね。
ちなみに猫カフェは、1998年に台湾でできた「猫花園」が猫カフェの発祥で、日本では2004年3月に大阪でオープンした「猫の時間・北本店」が日本初の猫カフェとのことです。本日のMaison de Moggyさんは日本の猫カフェスタイルを見本にしたようで、店内は土足禁止。中には靴を脱ぐことに抵抗があり靴にカバーをかけていた方もいらっしゃいましたが、カバーは猫がいたずらして破けてしまうこともあるので、靴を脱いだ方がいいとのことです。
基本は1時間£6ですが、土日は1時間£7。料金は後払い制です。受付で名前を伝えると、番号札とドリンクメニューをもらいます。また、「猫を抱っこしてはいけない、猫が嫌がることはしない、フラッシュは厳禁、必ず手を消毒する…」等の説明を受けます。ぽろちと配偶者は猫ちゃん初心者なので事前に動画などで勉強しましたが、やはりいざ猫ちゃんを目の前にすると、「ちゃんと遊べるかな…」と説明を聞きながら不安に。
恐る恐るカフェスペースに足を踏み入れますが、狭い店内に人が沢山いる上にテーブルや椅子が少ないため、居場所がないぽろちと配偶者はしばらく立ち往生。とにかくスペースがありません。そうこうしていると、とある猫ちゃんがやってきました。
セバスチャンです。セバスチャンはフレンドリーな性格とのことで、どうしていいかわからずおろおろしていたぽろちと配偶者の傍に来てくれました。配偶者が指を出すと、鼻を寄せてご挨拶。なでなでしたり、ぽろちが座っていた椅子の隙間に入ったりと、とにかくサービス精神旺盛。ちなみに何のチャンピオンかは不明ですが、セバスチャンのパパはオランダのチャンピオンとのことです。
こちらは、ココ。ぽろちと配偶者の元を去ったセバスチャンの後にやってきました。大人しく少々シャイとのことですが、ぽろちに自ら手を伸ばしてアピールしたり、猫じゃらしで遊んだりできました。セバスチャンとココは、何度もぽろちと配偶者の元に来ては、くつろいだり遊んだりしてくれました。
ここで、ブレイクタイム。ケーキを食べてればきっと食べ物に釣られて猫ちゃんが来るだろう…と目論み、ココナッツケーキを注文。ちなみに日本ではドリンクオーダー制の猫カフェが多いようですが、ここはドリンクやケーキは注文しなくても大丈夫です。
このデブちん三人組はとてもマナーが悪く、禁止事項である「抱っこやフラッシュ撮影」などをしまくり。しかも動けるデブちんのようで、本気の巨体の持ち主である三人組が、猫をドスドスと追いかけ回して狭い店内を激しく動くと、かなりの威圧感。いいですか?マツコデラックス並のデブちん三人組が、巨体を揺らして狭い店内を激しく動くんですよ?もうすごい、光景です。デブちん三人組に圧倒されて、他のお客さんも呆然。巨体に何度も猫ちゃんが踏みつけられそうになっており、あのデブちん三人組には喝です。
こちらは、マーセルとフィリップ。兄弟とのことで、仲良くお昼寝していたので、今回はほぼ交流がなくて残念です。
デブちん三人組の傍若無人な振る舞いに店内は怒り心頭といった雰囲気でしたが、猫ちゃんのご飯タイムで途端に和やかなムードに。幸いぽろちと配偶者は場所をキープできましたが、ベストポジションを確保するのも一苦労です。
自分のご飯を食べている途中で、他の子のご飯をつまみ食いする猫ちゃんもちらほら。でも、わんこよりもご飯に執着心が無いのか、食べ残して遊びに行く猫ちゃんがほとんどでした。
(写真がぼけてしまいました。ゴメンナサイ。)
今回は1時間の体験でしたが、時間が経つのがとても早く、猫ちゃん初心者のぽろちと配偶者は、猫ちゃんと「遊んであげた」というよりも逆に猫ちゃんに「遊んでいただいた」といった感じで、まだまだ修行が足りないなと痛感しました。しかし、みんなとってもかわいくて、心が和みました。猫カフェ、おすすめです。
狭いカフェの空間で自分の居場所をキープするのが難関ですが、それを除けば楽しく過ごせるかと思います。かわいい猫ちゃん達と遊びたい方は、ぜひMaison de Moggyへ!