場所はプリンセスストリートから1本はいった、ローズストリート(Rose Street)にあります。どうもパブにも系列店のようなものが存在しているようで、今回のThe Kenilworthは、イギリスに広がるニコルソンズ(Nicholson's)系列みたいです。これまでご紹介したパブの中では、The Last Drop、Greyfriars Bobby's Bar、The Conan Doyleと系列が一緒とのこと。面白いのが、メニュー表がほとんど(ひょっとしたら全く)同じなんです。そのためあってか、ニコルソンズ系列は、フードは平均して良く粗がない、逆に言うとそれぞれのパブの料理に飛び抜けた特徴がない、という印象をうけます。しかし、お酒の品揃えもまあまああるし、以前ご紹介した底辺パブThe White Hart Innに行った時のように大失敗することなく、安心して長居ができるのです。
では、いつものように、ぽろちはサイダー、配偶者はエールで乾杯です。また今週一週間頑張りましょう!
のんびり長居するためのラインナップ。まずは、ナチョスです!
これで、スモールサイズ。ぽろちと配偶者には満足のサイズです。普通に美味しいですが、特徴がないので可もなく不可もなくといったところです。
そして、愛しのハギス!
ウィスキーソースをつけていただきます。まろやかなウィスキーソースとハギスが相性抜群。ハギスはスパイスがしっかりと効いていて、ついついクセになります。美味しいです。
本日のメインはステーキパイです。
これまで、パイ系は全くトライしてこなかったので、本日が初挑戦になります。かなりボリュームがあるので、一瞬怯んでしまいましたが、「はやく食べよ!」とうるさい配偶者が嬉々としてナイフで切り分けます。
ぎっちりと身が詰まっています。こちらもウィスキーソースでいただきましたが、美味しかったです。お肉はステーキというより、切り落とし肉といった感じで柔らかく食べやすいです。パイの中身はグレイビーソースでよく味付けされているので、ウィスキーソースなしでも大丈夫ですが、ウィスキーソースを加える事でより美味しく食べれるかと思います。
最後に忘れちゃいけないポテト!
ちょっともさもさしていましたが、許容範囲ということにしましょう。ちなみにぽろちと配偶者は、もさもさポテトよりもチャンキーなポテトの方が好み。チャンキーなポテトの情報、お待ちしております。
ハズレがない安心のニコルソングループパブなので、困ったときのニコルソン!しかし、店名は違えど、ニコルソングループは基本的にはメニューが同じなのであしからず。