スコットランド伝統お菓子!Fudge House。

お土産で有名なあのWalkersのショートブレッド。スコットランド産だとは知らずに、イングランド土産として購入される方も多いと思われるが、実はショートブレッドはスコットランドの伝統的なお菓子の1つだ。ショートブレッドはお土産界では大人気だが、もう1つ人気のお菓子、ファッジ(Fudge)もスコットランドの伝統的なお菓子だ。ファッジは砂糖、ミルク、バターを材料に作られており、キャラメルと似ているが砂糖を結晶化させて作るため、しっとりとした質感でとても柔らかい。紅茶とよく合う、程よい甘さのお菓子だ。


エディンバラでは、こちらのFudge Houseがファッジ屋さんとしてとても有名だ。場所は、エジンバラ城とホーリールードハウス宮殿を結ぶロイヤルマイル沿いにあり、お城からはしばらく歩かないとたどり着けない距離にあるので注意。


Fudge Houseの歴史は、1949年、創業者のドミニク氏とアルマンド氏の兄弟が、当時まだ砂糖が配給制だったにも関わらず、ドミニク氏の奥さん家系に伝わる秘密のレシピで、ファッジを作り始めたというのが最初だそうだ。


現在は三代目にあたるパオロ氏とジャンカルロ・ディ・ソット氏の兄弟で経営されているそうである。


お店に入ると甘い香りに包まれいい気分。店内のショーケースには、伝統的でスコットランド名物のスコッチウィスキーファッジやバタースコッチファッジ、そして人気のチョコレートベースのファッジや、イギリスのお菓子レモン・メレンゲ・パイ・ファッジなど、25種類以上のファッジが陳列されている。フレーバーはバラエティに富んでいるので、全てのファッジを試したくなってしまう。


値段は100gにつき£2.60の量り売りで、自分の好きなファッジを選んで箱に詰めて貰える。また、1つからでも購入できるので、気軽に購入することが可能である。


ぽろちと配偶者も早速、ファッジを購入。日本の家族にギフトボックス詰め合わせ10本と自分たち用に2本購入した。ファッジは軽い、というイメージを持っていたが、1つ1つがずしりと重く、食べ応えがある。1つ1つのフレーバーを何日もかけてゆっくり楽しむことがおすすめ。


ちなみにぽろちが好きなフレーバーは、イタリアンヌガー。どの辺りがイタリアンかは不明だが、しっとりとしていながらヌガーの甘みが絶妙。とても美味しいです。配偶者はシンプルにキャラメル味。紅茶との相性は抜群だとか。


エディンバラに来たからには、ぜひファッジハウスでお土産を購入されてはいかがでしょうか。時間の都合でファッジハウスに行けない方は、オンラインショップもあります。日本に発送も可能というのが嬉しいですね。

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