スーパーで見かけたこのお寿司を見て以来、ぽろちと配偶者は「海外でなんちゃってお寿司」を食べることをずっと避けてきたが、何故か急に心変わりし、昨年プリンセスストリートにオープンした英国発の回転寿しチェーンのYo!Sushiに行ってみた。
Yo!Sushiが英国発ということに非常に興味を引かれ調べてみた。Wikipediaによれば、1980年代にイギリス国内で健康食品に対する注目が集まり、イギリスで寿司をはじめとする日本料理店が増加。そして1990年代、イギリスにおいて日本の現代文化に対する広範な興味が広がった中で、実業家のサイモン・ウッドロフ氏が日本の回転寿司店をイギリスで展開するに至ったのだそうだ。第一号店は1997年に、ロンドン中心部のソーホーのポーランド・ストリートに。その後、イギリスの都市圏を中心に国内に展開を進め、1999年にパディントン駅構内のプラットホーム上出店したことで注目を浴びたようだ。
サイモン・ウッドロフ氏曰く"ロボットがスシを握り、コンベアでスシを動かす回転寿司は未来的なエンターテーメント"とのこと。日本の文化である回転寿しをエンターテイメントと軽視するとは、なんたる不届き者め!と思ってしまったが、そもそも外国人が根本的なところで回転寿しの良さがわかるとは思えないな…とここは譲歩した。
まずこちらは、回転寿しの要であるレーン。日本よりもスピードが速く「味わうことよりもスピード重視!ガンガン流して経済回すぜ!」的な感じが強く、少々呆気に取られた。困惑しつつもしっかり配偶者がまず取ったのは、動画にもでてきた、サーモン巻き。
少々ごはんが柔らかく、粘り気が強いが、それ以外は合格点である。普通に美味しかった。てっきりもっと酷いものを想像していたので、かなり拍子抜けした。
まだまだエンジンがかからず恐る恐るといった感じで、とりあえず様子を見ているぽろちと配偶者。なかなかネタを取らないぽろちと配偶者を、向かいのテーブルの外国人がジロジロ見てきてかなりやりにくかったが、気合いを入れ直して、マグロのにぎりを投入。
マグロの質は少々不明だが、海外クオリティーとして考えると合格だ。
段々とペースを取り戻した配偶者が次にとったのは、タマゴ。
しかし、これはダメ。全然ダメ。ダメダメダメ! まるでスポンジのようなタマゴ。意味不明なタマゴ。これは食べれる味ではない。タマゴに意気消沈した配偶者は、何故かお寿司ではなく唐揚げに手を出した。
しかし、これはダメ。全然ダメ。ダメダメダメ! まるでスポンジのようなタマゴ。意味不明なタマゴ。これは食べれる味ではない。タマゴに意気消沈した配偶者は、何故かお寿司ではなく唐揚げに手を出した。
まあ、美味しい。悔しいような嬉しいような複雑な気分だが、なんちゃってお寿司ではなく普通に美味しかった。
他にも、丼ものやたこ焼きなど、日本でおなじみの料理がYo!Sushiで食べられる。完璧ではないが、クオリティーはかなり高い。普通に食べられるお寿司だ。
エディンバラ空港で保安検査を抜けた後にも、Yo!Sushiが入っており、空港でお寿司を堪能できる。
どうせ…と思わずに騙されたと思って一皿挑戦してみることをお勧めする。ちなみにお値段は安くはなく、安くて£2〜、平均一皿£3〜£5だ。野暮だが日本円でついつい換算してしまうので高く感じるが、試す価値はあると思われる。
エディンバラ空港で保安検査を抜けた後にも、Yo!Sushiが入っており、空港でお寿司を堪能できる。
どうせ…と思わずに騙されたと思って一皿挑戦してみることをお勧めする。ちなみにお値段は安くはなく、安くて£2〜、平均一皿£3〜£5だ。野暮だが日本円でついつい換算してしまうので高く感じるが、試す価値はあると思われる。
2 Comment
はじめまして。私も札幌出身で、かつてエジンバラに住んでいました。
Replyご存知だとは思いますが、隣街のグラスゴーには Sapporo という店名の和食レストランがあります。アメリカ風のアクロバット調理を見せる Sushi & Teppanyaki のトンデモ系のお店ですが、日本では食べられないへんな和食を食べるという悪趣味な私は、あのお店でめっちゃ興奮しました。
はじめまして。ブログ読んで頂き、またコメント頂きありがとうございます。
ReplyグラスゴーにSapporoというお店があるんですね…。全く存じませんでした。近々グラスゴーに行こうか検討しておりましたので、ぜひそのSapporoに行ってみようかと思います笑 教えて下さりありがとうございました。
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