パブはケバブに手を出すな!Jeremiahs Taproom。

4月のエディンバラは、日が射せば少し暑いなと感じるくらいなのですが、日が陰ったり風が吹いてくると一変して、手が冷たくなる程肌寒くなる、といった、中途半端なお天気。今日は夕方までお日様が照っていなかったので、配偶者とぽろちの身体は冷えてしまい、暖を求めて、今日はJeremiah’s Taproomというパブにお邪魔しました。


場所は、エディンバラの街の東側、Leithエリアに入ってすぐのところにあります。"J"の看板が目印です。



店内は、真ん中にバーカウンター、それを取り囲むようにして客席があります。席と席の間に余裕があるので狭くは感じません。お店の奥にもテーブルがあるようです。店員さんたち同士も、仲良く楽しそうにおしゃべり。雰囲気のいいパブだと思いました。


こちらのパブの売りは、ビールの種類とカクテルのようです。どのビールにするかしばらく迷っていた配偶者、Black Isleのエールを注文。2009年にスコットランドで金賞を取ったビールだとか。ぽろちは、迷わずお気に入りのRekorderligのWild Berries。乾杯!明日からまた頑張りましょう!

では、早速フードをオーダーです。こちらのパブは、午後17時から19時まで、2courseで£10という、お得なプレシアターメニューがあります。当初はこのお得なプレシアターを注文しようと思っていましたが、プレシアターメニューのスターターやメインの種類が少なく、そそられるお料理がなかったため、プレシアターを断念。安価は魅力なので、試す価値はありかと思われます。


メインに、まずはこちらのパブのおすすめかと思われる、バーガーです。ヤギのチーズののったINFERNO。INFERNOは直訳で地獄。配偶者と「地獄のヤギチーズバーガーだから、ヤギが地獄のような拷問を受けた結果作られたチーズなのかもしれない…」と真剣に話し合っていましたが、見た目は特に地獄や拷問のような雰囲気を一切感じないバーがです。お味は、チーズがとても濃厚で、チーズの味がかなり強いです、とにかくチーズ一色。美味しいです。アクセントにハラーペーニョが入っているので、まったりとしたチーズの味がぴりっと締まります。美味しいです。ぽろちは、かなりお気に入りのバーガーです。

お次は、ケバブ。実はぽろち、お初のケバブです。なかなかケバブと縁がなかったのでこれまで食べる機会がありませんでしたが、珍しくこのパブにケバブがあったので注文。ケバブは、ビーフ、ラム、チキンからお肉を選ぶことができ、今回はビーフをチョイス。


迫力満点のケバブです。串が吊るされております、上からソースを垂らすと、吊るされているお肉にソースがゆっくりと滴るという憎い演出のケバブです。見るからに美味しそうなケバブに、ぽろちと配偶者の期待が高まります。これ、美味しそうでしょう?


…全然、美味しくないです。本当に、これヤバいケバブです。まず、お肉が論外ですね。カチカチに固まっており、噛むのに一苦労。「これ、本当にビーフ?ビーフじゃないんじゃね?ゴムじゃね?」的なよくわからない謎のお肉を噛んでいる感じです。かろうじて野菜は許せるものの、とにかく味気のないもそもそした偽装のケバブを食べるのが苦痛でした。無駄に偉そうに吊るされている串をうらめしそうに眺める配偶者。配偶者はそうとうケバブに期待していたみたいです。



サイドには、マカロニチーズを注文。チーズがやはり濃厚でコクがあり、非常に美味しかったです。文句無し!


もちろん、ポテトも合格点!エディンバラでは上位に入るポテトのおいしさです。

底辺ケバブは許せませんが、その他のパブ料理は美味しく、雰囲気も良いかと思われます。ビール、サイダー、カクテルといった豊富なドリンクと、おいしいパブ料理を求めるならぜひ行ってみて下さい。


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