Wing Sing Innは、エディンバラの西側Haymarket駅よりも更に西側にあり、観光スポットからは随分離れた場所にあります。以前、配偶者はこのお店近辺に住んでいたため、配偶者は炒飯を求めてよく通っていたそうです。
店内は、少々田舎臭い雰囲気はありますが、白を基調に明るい印象です。隣のテーブルとの距離に余裕があるので、ゆったり座れます。ぽろちと配偶者が来店した時は、中国人のお客さんで満席で、円卓で楽しそうに食事をしていました。また、テイクアウトをしに多くの中国人が来店。どうやら、中国人に人気のレストランのようです。
夕方になると肌寒く冷えてしまったので、温かいお茶で乾杯です。エディンバラに帰って来て最初の一週間、お疲れさまでした!
まずはスターターに、酸辣湯(サンラータン)を注文。酢が強めの、辛いスープです。チャーシュー、タマゴ、根菜など具沢山のスープで、辛さも丁度良く美味しかったです。ぽろちも配偶者も気に入りました。
続いて、炒飯。今回は牛肉炒飯を頼んだので、牛肉が入っています。日本米とは違い、ライスにコシや弾力がありませんが、美味しかったです。炒飯というと、どうしてもラーメン屋さんのような、あの、ダシとコクと油の最強炒飯をイメージしてしまいますが、こちらの炒飯は優しいシンプルなお味。少々物足りないですので、炒飯を注文される時は心構えが必要です。
最後に、見事なハネの餃子です。早速食べようとお箸で切り分け持ち上げると、餃子の中身が皮からぽろっと出てくる雑な餃子でした。かなり食べにくい上に、箸がツルツルすぎて箸で餃子を持つのも一苦労。餃子の皮は厚く、もそもそしてます。雑な餃子で中身が出てきてしまうので、皮と中身を一緒に食べられず、餃子とは呼べない悲しい餃子でした。以前ご紹介したChopChopの方が、断然おいしく好きです。
全体的に美味しく許せる中華ではありましたが、麻婆豆腐や餃子など、所々繊細さにかける点が見受けられた所が残念です。ただ、中国人には圧倒的に支持されているレストランのようなので、こちらのレストランの味こそが本場の中華本場の中華なのかもしれません。
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