場所は、エディンバラ大学のあるエリア、ニコルソンストリートから、East Crosscausewayという道に入ったところにあります。大通りからは外れており、住宅街の一角にあります。
レストランの入り口がかなり狭く、肥満体型なら入るのに苦労するかも…というくらいコンパクトです。買い物袋を持っていたぽろちと配偶者は、入るのに一苦労。こちらの方々はずんぐりむっくり体型が多い気がしますが、この狭い入り口で大丈夫かな…と思う苦しさです。また、日差しから逃げるために入ったはずが、案内された席は紫外線がガンガン照りつける窓辺の席でした。みんなが喜んで座りそうな席ですが、ぽろちと配偶者は苦笑い。
ドリンクは、お気に入りのサングリアです。果物と甘みと酸味が赤ワインに染み込んでいて、すごく美味しいです。軽く1ℓをあっという間に飲んでしまいました。
スターターは、まずは、サルモレッホ(Salmorejo)です。
サルモレッホとは、トマトとパンから作るクリーム状のスープをさし、冷たい状態で頂くようです。細かされたゆで卵とイベリコ豚のハムがチラッと顔を出しています。配偶者は、酸味の利いた冷たいスープが食べれば食べる程クセになるようで美味しいとのことですが、ぽろちは苦手なお味です。ぽろちはマヨネーズが嫌いなのですが、そのマヨネーズが効きすぎていてかなり微妙でした。
続いて、ファバーダ・アストゥリアーナ(Fabada Asturiana) というインゲン豆のスープです。
チョリソーソーセージ、ベーコン、スパニッシュブラックプディングが入っているとのことですが…。チョリソーソーセージは、ほんの二切れしか入っていませんし、ベーコンも一枚だけ。極めつけはブラックプディングなんて入ってた?といった感じ。後は全てインゲン豆です。インゲン豆がパーティーしてるので「マジかよ…」という感じでしたが、ぽろちはこのスープ案外大丈夫でした。ちなみに配偶者は浮かない顔をしており、微妙でした。
メインは、シーフードパエリアです。目の前に広がる、黄金色のライス!日本で食べていたパエリアとは違い、汁気がとてもあり、べちょべちょといった感じです。「べちょべちょかあ…」と一瞬がっかりでしたが、これがなかなか美味しい。べちょべちょしていますが、お米は芯が程よく残っており、歯ごたえがあります。エビや貝の海のエキスをたっぷり含んだパエリアはとても美味しかったです。
残さず完食すると、店員さんはワォ!と驚きながらお皿を片付けてくれました。格段パエリアの量が多いというわけではなく、むしろ「もっとお米プリーズ」といった気分だったので、店員さんに驚かれて非常に恥ずかしかったです。欧米人はアジア人のように炭水化物をメインで食べる人が少ないため、炭水化物をたくさん食べれないのでは、という配偶者の分析です。なので。店員さんに驚かれた上に隣席の方に笑われました。とにかく恥ずかしかったです。
さて、ラストはデザートです。こちらはチーズケーキ。
マスカルポーネを使用したチーズケーキです。あっさりとしていながら、濃厚。さっぱりと食べられて美味しかったです。
エディンバラでは、美味しいパエリアを食べられるお店がなかなかありません。また食べられたとしても少々値が張るので、気軽にパエリアが食べられるお店が少ないです。しかし、このお店では多少リーズナブルにパエリアが食べられます。パエリアが食べたい方、ぜひおすすめです。
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