ワンちゃんパラダイス!the dogs。

本日のエディンバラは、日差しが強くとてもいいお天気でした。日差しに弱いぽろちと配偶者も、外国人に倣い太陽の下でコスタのドリンクを飲むことに。しかし、10分も持たずに退散です。照りつける太陽から逃れ、ぽろちと配偶者は目についた英国スタイルのレストランに避難しました。the dogsです。


場所は、プリンセスストリートと交わるハノーバーストリート(Hanover St.)沿いにあります。ジョージストリートを越えた先にひっそりと佇んでいますので、お見逃し無く。


レストランの名前であるthe dogの通り、犬の看板が目印です。店内へと入ると、ワンちゃん達がお出迎えしてくれます。ワンちゃんの置物や絵が歓迎してくれているようで、ワンちゃん好きのぽろちには嬉しい計らいです。


レストランはこじんまりとしていますが、天井がとっても高いためかとても広く感じられ、狭いという印象はありません。ですが、席と席の間が少々余裕がないので、立ったり座ったりするのに一苦労です。

クッションも!


まずは、配偶者はエール、ぽろちはPimm'sで乾杯です。


Pimm'sとは、カクテルの材料とするために作られた混成酒のことで、炭酸水やレモネードで割って飲むのが一般的です。ロンドンのオイスターバーを経営していたジェームズ・ピム氏がバーのお客に出していたものが最初で、1870年代から売り出されたとか。ピムスには、種類によって番号が振り分けられており、No.1からNo.6まであります。それぞれジン、スコッチ、ラムなどがベースとなっています。甘いですがレモネードの風味でさっぱりと飲めるので、甘さも気にならずとても美味しいです。ついつい、グラスが進んでしまいます。

前菜に、サーモンマリネをオーダー。


少々貧相な感じに見えますが、スモークサーモンは美味しいです。ですが、香草が練り込んであるチーズとピクルスがぽろちにの口にはどうにも合いませんでした。何とも言えない風味です。スモークサーモンのみを食べ、残りはリタイアでした。ちなみに配偶者は好みのようで、美味しかったそうです。

続いて、雄牛のスネ肉のシチューです。


焼き上がったパイが綺麗で、崩すのが心苦しかったのですが…。


パイを崩すと、グレイビーソース風味のシチューが入っています。シチューはグレイビーソースの味がしており、かなり薄めな味付けです。ビーフシチューに慣れきっている日本人としてはもう少し濃いめのシチューが欲しい所ですが、さらさらシチューもまあまあ。スネ肉は良く煮込まれていて柔らかく美味しかったです。

最後は、ブラックプディングです。


実はぽろちは、ブラックプディングが大好き。しかし、外食で全く食べる機会が無く、今日の今日までご縁がありませんでした。このブラックプディングは、通常のブラックプディングというよりも、ハンバーグを潰したような感じのブラックプディング。じゃがいもやリンゴが練り込んである上に、何故かリンゴのコンポートが添えられており、美味しいのですが、何だかデザートを食べているような気分です。塩気のあるブラックプディングと甘酸っぱいリンゴのコンポートのコラボは斬新でしたが、食事というよりもデザートですね。

最近ご無沙汰だったポテト!


まだまだ足りないので、デザートもいっちゃいます!


チョコレートとベリーのJam Roly-Polyというのをオーダー。Jam Roly-Polyとは英国の伝統的なプディングの一種のようです。ロールケーキに近いものと思われます。雑な感じの盛りつけが、イギリス的で思わずぽろちと配偶者は苦笑い。ちなみにこのケーキ、ぽろちは苦手でした。まずくはないです。配偶者はウィスキーと良く合う!と嬉しそうにチビチビ食べていましたが、ぽろちは何とも言えないケーキにまたもやリタイア。普通のケーキがいいです。

イギリス料理が食べたい、でもパブはちょっと、、。という方に是非おすすめです!
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