そういうわけなので、ぽろちと配偶者も8月はとにかく楽しもうと思っている。特にフリンジは、沢山行きたい。しかし、フリンジの数は膨大。ネットで検索するにも数が多すぎて何がおすすめなのかイマイチわからないし、とりあえず選んだフリンジのパフォーマンスが好みではなくて、失敗するのも怖い。フリンジ選びは慎重になりたいところだ。
エディンバラ市内の至る所には、フリンジのポスターや看板が掲げられている。
あくまでぽろちと配偶者の感覚ではあるが、ポスターを大々的に掲げて宣伝しているフリンジは、宣伝するだけの予算やスポンサーがついているので、ある程度は期待できるのではないか…と思っている。もちろん全てが当てはまるわけではないし、あえて宣伝せずに勝負するフリンジもあると思う。結局最後は個人の好みだと思うので根気よく、ウェブサイトや街角で手に入るフリーペーパーなどを駆使して探してみて欲しい。
恐縮ながら、ぽろちと配偶者のフリンジ候補をご紹介したい。
まずぽろちと配偶者が絶対行こうと思っているフリンジ、それはWing in My Heartだ。
去年、フェスティバルで初めて見たサーカス、Biancoの素晴らしさにすっかり魅了されてしまったぽろちと配偶者。残念ながら今年はBiancoは来ないようなので、他に面白そうなサーカスを探していて見つけたのが、Wings in My Heartだ。Wings in My Heartは、BiancoのプロダクションNo Fit Stateのクルーがホストを努め、団員にはシルクドソレイユで活躍していた人がいるとのこと。チケットは周りのフリンジに比べてお高いが、これは行かない手はない。看板も街の真ん中に!。
次にSiro-A。
Siro-Aは、日本人のパフォーマーグループだ。ホームページによると「テクノサウンド、映像パフォーマンスの融合を表現する次世代型エンタテイメント集団」らしい。2002年に結成された後、飛ぶ鳥を落とす勢いで大人気パフォーマンス集団となり、世界各国でショーを重ねているそうだ。2011年にはフリンジで公演し、『Spirit of the Fringe2011』を受賞した。配偶者の同僚も、「彼らのステージは少し奇妙だけど、すごくよかった!」と教えてくれたので、こちらも注目だ。
こちらも各種メディア絶賛の喜劇、Hotel Paradaiso。
ベルリン出身のマスクを被った演者達による、家族経営のホテルでの楽しい物語と隠された秘密のストーリー。宣伝動画を見る限りでは、言葉を発することはなさそうなので、英語がわからなくても充分楽しめそうである。期待大。
続いて、Ticket to Bollywood。
こちらはインドのミュージカル。Bollywoodはインド映画の制作中心であるムンバイの俗称で、ムンバイの旧称のボンベイ(Bombay)とHollywood(ハリウッド)を合わせた造語だ。チケット情報のサイトには彼らの動画も載っているので気になった方はチェックしよう。
こちらは中国人が日本人を演じているらしい…。
ちなみに先日、偶然ロイヤルマイルで、Hibikiという日本人太鼓集団が宣伝のためパフォーマンスしているところを見かけた。
ロイヤルマイルの道の真ん中に大勢の人だかりができていたので、本番もおそらく盛況になるだろう。ぜひ応援しよう!彼らのブログはこちら。
明日、明後日の8月6日、7日はフリンジがはじまる前のプレ公演のためチケットが割安、来週の月曜日、火曜日は1枚分のチケット料金で2枚チケットが買えるフリンジが多い。早めにチェックしよう。
またフリンジについての情報が入り次第お伝えしたいと思う。