マックパーティーとは、その名の通り、「マックでマックをパーティーすること」である。これまでぽろちと配偶者は、マックはおろかファーストフードとはほぼ無縁な人生を歩んできた。ジャンクフードに憧れた学生時代もあったことにはあったが、気付けばアラサー。マックを気兼ねなく利用できる年齢は光の速さで通り過ぎ、入るのにも抵抗を覚えるつまらない年齢に突入してしまった。
そんなわけで、マックとは静かにさようならをしたぽろちと配偶者だったが、この度マックの割引券を偶然ゲット。突如マック行きの切符を手にしてしまったのである。というわけで、急遽本日は予定を繰り上げて、マックパーティーを開催した次第である。
このマックパーティーでぽろちと配偶者が課したルールは、1日でこの割引券5枚を使い切るということである。大事な事なのでもう一度言う、1日で5枚、だ。
ちなみに言い出したのは、配偶者。自信があるのか、鼻息荒く提案してきた。ぽろちは、普通に美味しく食べたい。正直あまりお腹に自信はないし、マックには不慣れのため食べきる自信はないが、ぽろちは学生時代にメガ盛り炒飯5合を完食した過去があるので、渋々参加を決めた。
初戦は、プリンセスストリート沿いにあるウエストエンドのマック。
店内はかなり激混み。ピーク時を避けたつもりだったが、マックに魅了された強者達には、時間など関係ないようだった。
ちなみにイギリスのマックには、ケチャップのフリーコーナーがあるようだ。ケチャップかけ放題、飲み放題である。
早速、第一回戦スタート!
ぽろちはマックチキンサンドイッチバーガーをチョイス。
このジャンキーさがいい刺激を生み出すのか、なかなか響いた味だった。
配偶者はフィレオフィッシュバーガーをチョイス。
ふんわりとしたパンとさっくりとした白身魚のフライ、そしてタルタルソース。病み付きになる食感と味である。
実はこの一回戦目で、既に胃にずしりときていたぽろちと配偶者。マックは軽そうに見えるが、油が重い。アラサーの胃には、なかなか堪えた。しかし第二会場であるプリンセスモールのマックに向かっていると、自然にお腹に余裕ができてきたので棄権せず続行。
第二会場でも割引券を使用。ここでは、ダブルチーズバーガーとポテト、そしてマックナゲットとポテトという謎の組み合わせをチョイス。
ダブルチーズバーガーは迫力なく、水か油でべしょりすぎているという悲しいダブルチーズバーガーだった。
ナゲットはイマイチ味が無い。いや、もう舌が麻痺してきたのかもしれない。ケンタッキーとマックの両方を同時にモリモリ食べる母子を横目に完食!
割引券は、あと1枚。少し胃が苦しくはなっていたが、棄権は絶対せずに続行すると再度確認し合い、気持ちを新たに歩を進めた。
最終戦となる第三回戦目は、再び第一回戦目のウェストエンドのマックへと戻り再開。二回戦を終えた時点では苦しかったのだが、会場入りするまで休息をとると、急速に元気になったぽろち。
ここで最後のクーポンでクォーターパウンダーをオーダー!
2人で食べ終えて、マックパーティー終了!手と手を取り合いガッツポーズ。有終の美を飾った。2人でガッツポーズをしている所を、お隣の大きめカップルに笑われてしまい、相当恥ずかしかったが、これでもう思い残しは無い。青春時代の忘れ物を取り戻したぽろちと配偶者。なにやら雲行きの怪しくなったお腹をさすりながら、家路につくのであった。
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