場所は、ウェストエンドエリアのシャンドウィックプレイス(Shandwick Place)から、北に1本入ったウィリアムストリート(William St.)にあります。ここの通りは大通りではないので目立たないですが、パブ、カフェ、雑貨屋さんなど様々なお店が並んでいる、穴場的な通りです
店構えからして小さいので、もちろん店内はこじんまりとしています。地下にも客席はあるようですが、使用していなさそうでした。どうやら、2人掛けのテーブル6個、6人掛けのテーブル2個で勝負しているようです。
サクサクで美味しいですが、若干味が薄いです。
どうやら厨房は地下にあるようなのですが、こちらの簡易エレベーターから完成料理が運ばれてきます。運ばれてくるのはまあいいのですが、できればもう少し見えないように配慮して欲しかったです。少しぽろち、気持ちが萎えました。
当初、ぽろちはワンタンスープ、配偶者は酸辣湯(サンラータン)をオーダーしたのですが、食べてみると、隣の芝生は青く見えるものなのか、相手のスープの方が好きになってしまい、思わず交換。
こちらは、ワンタンスープです。
ワンタンスープ、とっても美味しいです!ダシがいい仕事しています。日本のラーメン屋さんのスープを思い出す程、なにやら良く親しんだ味がしました。
こちらは、酸辣湯(サンラータン)です。
酢が強めで、身にしみます。美味しいです。強いて言うなら、コショウがききすぎているようで、全体的に何とも言えないコショウのからさがありましたが、許容範囲です。
続いて、Dim SumコーナーからShu mai(シューマイ)とPork Dumplingです!シューマイは、期待通りの味です!
中はエビのすり身と豚肉です。噛むとじわっと肉汁が!
Pork Dumplingは、来てみてびっくり。
てっきり餃子を想像して注文していたのですがこれは、どこからどうみても角煮まん。Dim Sumは点心のことをさすようなので、Dim SumのカテゴリのDumplingは肉まんなのでしょうか。難しい…。でも美味しいです。
そして、メインは麻婆豆腐とエビ炒飯!
えっと、、、これは麻婆豆腐?と、2度見3度見してしまいました。お味は、まず口に入れると何故か甘みがあり、そのすぐ後ににんにくの風味、うっすらピリ辛といった感じで、シャキシャキとした野菜の歯ごたえがします。豆腐と豚肉の炒め物と思えば美味しいですが、麻婆豆腐を想像していたので、何とも言えない気持ちになりました。
炒飯は、かなり美味しいです。
でも、しょっぱすぎです。このレストランは、全体的に元になっているスープがとってもおいしいなと思いました。きっと出汁をしっかりとっているのだと思います。でも残念ながら、炒飯が冷めてくると、ご飯の固さが際立ってしまい美味しくなくなりました。
適当に入った割には、とても良いレストランに出会えました。ただ、こちらの身勝手ですが、料理名から期待した料理が出てこなかったのが少し残念でした。明らかに、以前ご紹介した四川料理とは違うと思います。メニューにワンタンやシュウマイが多かったので、広東料理が得意なお店だったのかもしれません。
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