アフタヌーンティーでティーバックだと…?No.11。

エディンバラでアフタヌーンティー、第三弾です!!イェーイ!!


今回のアフタヌーンティーは、ブティックホテル(Boutique Hotel)、No.11です。場所は、カールトンヒルの裏側、Burnswick Streetにあります。この近辺にはお店やレストランがなく、B&Bや住宅が立ち並ぶ閑静な場所です。


まずは受付で、予約した旨を伝えます。受付といっても小さな机があるだけなので、なんだかホテルと言われてもピンきません。一応ホテルということで、ドレスコードに気をつけたつもりでしたが、このホテルにはドレスコードという堅苦しいものは存在しなさそうです。本日は天気があまり良くなかったこともあり、受付の方は、ぐずついたお天気を「ラブリースコティッシュウェザーね!」と皮肉半分に笑い飛ばしてました。


受付の隣の部屋に通されましたが、そこはかなりシンプルでホテルのティールームといった雰囲気はありません。事前にウェブサイトでチェックしていた写真とは、何やらが違います。そして、とても暑い。暖房が効きすぎているのか、風の通りが悪いのか、暑過ぎて汗が止りませんでした。数組の女性客はおしゃべりに夢中だったので、もしかしたら暑さを感じているのは、ぽろちと配偶者だけだったのかもしれません。

まずは、スパークリングワインで乾杯です。


優雅な昼下がり…と、少しリッチな気分に浸ろうと思うや否や、すぐさまケーキスタンドが運ばれてきます。なんだか慌ただしくて、全然雰囲気を楽しめません。そして突然、ホテルの方に「紅茶かコーヒー、どちらにしますか?」と聞かれました。えっ、アフタヌーンティーでコーヒーって聞いた事ない…。動揺しながら紅茶を頼むと、こちらがきました…。


まさか…と思って中をみると、マジかよ…ティーバッグ。最初から何か変だな、と思っていました。本来ならば、メニューには種類豊富な紅茶リストがあり、そこから好みの紅茶を選んでいました。しかし今回は、メニューすら貰えなかったのです。これは、もう、絶望のアフタヌーンティーです。この時点でぽろちと配偶者は、これ終わったらパブで反省会だな…と確信していました。

もはや、見るのも怖いティースタンドは、こちら。


1段目は、サンドイッチです。サーモンのサンド、マスタードと野菜のサンド、ハムとチーズのサンド、タマゴが乗ったクロワッサン、そしてサーモンが乗ったクロワッサン…あれ?サーモンがなぜか2回登場しましたね…。


2段目は、ケーキ。おかしいな…ここはいつもスコーンの場所では…?お作法としては、サンドイッチ、スコーン、スイーツと下から上に食べる、と、聞いていたのですが、こういうこともあるんですね。周りを見ると、他の方もケーキが2段目だったので間違いではなさそう。そしてお皿がガタガタしています…。


内容は、バナナのパウンドケーキ、ジンジャーケーキ、イチゴのカップケーキ、クリームがパンパンにつまったエクレアでした。ぽろちは、バナナとジンジャーケーキが苦手…。ティーバックに加えてここでも絶望。

3段目は、フルーツスコーン。一個だけ…。しかもこのスコーン、もそもそしていてあまり美味しくありません。さらにイチゴジャムが水っぽい…。まさか水で薄めたりしてないよな…と配偶者もキレ気味。ここまでくると、全てを疑い始めてしまいます。


長居は無用!まさかの1時間でアフタヌーンティーを終えたぽろちと配偶者は、怒りを通り越して虚しさに打ち拉がれていました。ホテルをでた2人に、スコティッシュのラブリーなお天気が追い打ち…。パブで飲み過ぎてしまったのは言うまでもありません。



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