ノッティンガムに降りたったぽろちと配偶者は、まずはホテルに荷物を置いて軽く一休み。その後、徒歩でホテルからノッティンガム城へと向かいます。ノッティンガムはエディンバラと同様、徒歩で観光スポットを巡れる程の大きさの街です。
ノッティンガム駅から北西の方向に10〜15分歩くと、何やら岩肌が見えてきました。どうやらこれがお城の土台、Castle Rockのようです。
わ!平和なこのノッティンガムの街中で、弓を引く彼はまさか…!
そうです、彼がロビン・フッド氏。ぽろちは幼い頃、ディズニー映画のキツネのロビンフッドを何度も何度も観ましたが、まさかこんなに厳ついお方だったとは…。何とも言えない気持ちになりながらも、ぽろちと配偶者は、ロビン・フッド氏の物まね撮影会を一通り楽しみました。しかし、通りすがりのご夫人に笑われてしまったので、そそくさと彼に別れを告げ、先に進みます。
ロビン・フッド氏から目と鼻の先には、ノッティンガム城の入り口があります。エディンバラ城に比べると、少々迫力が足りないかな…。
早速、受付でチケットを購入。お値段は大人£6で、月曜日と火曜日はお城の中には入れませんのでご注意を!また、入場時間は10時から16時と限られています。
お約束のコインマシーン!
出たのはこちら!
ぽろちはロビンフッドが描かれたコインが良かったのですが、何故か配偶者はこれを1番望んでいたようです。恥ずかしい事に配偶者は、「やった!欲しかったヤツだ!」と小学生みたいなことを思わず叫んだせいで、受付のお兄さんにまたもや笑われてしまいました。急いで入り口から続く、お城の中庭に入ります。
中庭は芝生や、草木でつくられたモニュメントなどがありました。ここで、またもやロビン・フッド氏。ここでもポーズをとるぽろちと配偶者。先程からずっと笑われているというのに、全く反省がありません。
本日は曇り空なのであまり視界が良くありませんが、快晴だったらいい眺めなはず!ノッティンガムはエディンバラと違って近代的な建物が多いです。
お城の中は、博物館のようになっていました。エディンバラ城と同様、隊服や武器等が飾られており、あまりお城らしいお城の雰囲気がありません。一通り観た所で、お目当ての洞穴ツアーに申し込みます。ツアーは12時、13時、14時、15時の1日4回、1人£5です。
時間になると、10人程のお客さんが集まっていました。そこに、セバスティアンと名乗るおじさんが芝居がかった仕草で登場。
まずはノッティンガム城の歴史についての説明してもらいます。彼はとても丁寧に説明してくれてよいのですが、1人1人の目を順番に見ながら、ぐるぐると参加者の間を歩き回って説明するのです。ぽろちと配偶者は、目を合わせてきた時にそなえてうなずく準備をしたり、つまらなそうな顔をしないように、と考えていたので、まるで話の内容が頭に入ってきませんでした。
中世のノッティンガム城は、王室の砦であり、また一時的な住まいだったそうです。しかし、1649年、戦いの拠点としてノッティンガム城を使用していたチャールズ一世の時代に、ノッティンガム城は壊されてしまいます。19世紀にThe Duke of Newcastleにより、再びこの地に屋敷が建設されたのですが、それもまた破壊されて閉まったそうです。このような事を経て、現在はミュージアムやギャラリーとなっているようです。
ぽろちと配偶者は、イギリスの歴史に明るくないので、全然わからないな…というところで、ついにセバスティアンは洞窟の入り口に向かいます。
ノッティンガムは地下通路や洞窟で張り巡らされているとか。昔は人が住むために利用していたらしいです。洞窟にありがちな怪談話もちらほらセバスティアンの口から語られます。近代では洞窟の中は涼しいので食品やお酒の貯蔵庫にも使われていたとか。
伝書鳩が休憩する穴だそうです。
セバスティアンに連れられて出て来た先は、なんとお城の外!こちらで、セバスティアンにお礼を言って解散です。ノッティンガム城の中を全部回る前に出て来てしまい、呆然とするぽろちと配偶者。これからどうしよう、思っていると、セバスティアンが「すぐそこのパブがイングランドで1番古いパブだよ!ソーセージ&マッシュがおすすめだよ!」と教えてくれたので、行ってみるとそこは、元々行く予定であったYe Olde Trip to Jerusalem!元気を取り戻したぽろちと配偶者。急いでパブに飛び込んだのでした。
2 Comment
思わず一緒に写真を撮りたくなるようなモニュメントがいっぱい!洞窟探検もおもしろそうですね。
Replyまた次回のブログも楽しみにしています。
ちょこさん、いつもコメントありがとうございます^^
Reply今回はたくさんモニュメントがあったので、写真撮影がはかどりました!洞窟は闇の歴史があるのかと思っていたのですが、貯蔵庫として使われていたそうなので、エディンバラ城とは随分違うんだなと勉強になりました。読んで下さって、本当にありがとうございます。
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