場所は、プリンセス・ストリート(Princes St.)から北に伸びるハノーバー・ストリート(Hanover St.)を少し進んだ所にあります。このハノーバーストリートは、以前ご紹介した、ラテアートのクオリティが高かったPappi cafeや、パニーニとスープのセットがお得なGrand Cru、イタリアンカフェのTani Modiなど、多くのカフェがひしめく通りになっています。
ぽろちと配偶者が入店すると、やはりお店の中は人で溢れ返っていました。
待っているお客さんは皆、入り口付近で待機です。20分程椅子に座ってスタンバイしていると、ようやくお声がかかり、奥のテーブルに移動することができました。
店内はシンプルで素朴ながらも、清潔感があります。人気店にも関わらず思ったよりも座席数が少なかったので驚きましたが、これが人気店故の拘りなのでしょうか。残念だった点は、とにかく騒々しいに尽きます。満席で大盛況だからなのか、とにかくあらゆるところからお客さんの話し声が聞こえてくるので、ガヤガヤしています。カフェミュージックは、人の声に消されて全く聞こえませんし、大きめに話さないとお互いの声が聞こえなかったです。ゆっくりお話ししたい方には、不向きだと思います。
きっとフードが美味しいから人気店なんだろうな…と思いましたが、油断は禁物です。美味しいと評判のところに限って、裏切られた経験は少なくありません。
まずはドリンクに、ぽろちはbreakfast smoothieをオーダー。
アーモンドミルク、ブルーベリー、バナナ、蜂蜜、アーモンドバターが入っています。実は、バナナが大嫌いなぽろち。バナナが入っていないスムージーが飲みたかったのですが、選択肢が少なかったので泣く泣くこちらをオーダー。バナナのお味が結構しますが、比較的飲みやすいと思います。美味しいと思います。
配偶者は、 アメリカン・コーヒー。
飲んで一言、うーん、と渋い顔の配偶者。酸味の強いコーヒーだったようで、好みではなかったようです。しかし、さすが淹れたてのコーヒー、とても良い香りでした。
続いてブランチ!メニューを読んだだけでは、パンがついているのかわからないのですが、安心して下さい、ついていますよ!
ぽろちは、チョリソー&マッシュルーム。
見た瞬間、「え?これで£9なの?」と思ったぽろち。もっとゴージャスなブランチを想像していたのですが、実際はおそらく市販の物と思われるトーストの上 に、マッシュルームと雀の涙程のチョリソー、そしてポーチドエッグをのせただけ。これで£9とは…軽くショックを受けました。お味は、よく食べ慣れた感じ で、バター醤油風味でした。ここでこれ食べなくても自分で作れるし…とモヤモヤ。
ポーチドエッグは、期待していたよりも黄身がとろっとしていませんでした。エッグベネディクトにすれば良かったかな…と少し後悔。
配偶者はエッグス・オン・トースト。
配偶者は、シンプルな物が食べたかったようで、こちらをオーダー。このスクランブルエッグは、ふわふわでお味もグッドでした!胡椒が程よく効いていて、バターの香ばしさや、ミルクかチーズのコクがよく出ています。これは美味しいです。 しかし、残念ながら、とにかくパンがイマイチ。エディンバラでは、なかなか美味しいパンにはなかなか出会えません。
内装にしかり、お料理にしかり、工夫や拘りがあるのはわかるのですが、それが効果的にお客さんに伝わってこない感じがしました。人気店ということでこちらの求めるハードルもあがってしまっていたということもあり、満足には至りませんでした。残念!
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