エリザベス女王の夏期滞在地。ホリールード宮殿(Palace of Holyrood)。

昨年の話になってしまいますが、11月28日と29日にスコットランド各地で催されたセント・アンドリュース・デーのイベントを利用して、ホリールード宮殿(Palace of Holyrood)に行ってきました!


ホリールード宮殿は、エディンバラ城から伸びるロイヤル・マイル(Royal Mile)を下った先にあります。道は真っすぐなので特に迷う心配はないと思います。

ホリールード宮殿はエディンバラにある宮殿で、1128年にデイビット1世によって建てられた寺院が前身だそうです。これまで、スコットランド女王であるメアリー女王などの国王達の住居や滞在地として、使用されていました。現在はエリザベス2世の夏期滞在地及び、公式行事などの際に使用されています。女王の滞在時は入場できませんが、通常はウェブサイトによると大人£12.0、17歳以下は£7.2、5歳以下は無料(2016年1月現在)のようです。

今年のセント・アンドリュース・デーは両日共にお天気が悪く、この日もどんよりとしていました。エディンバラはお天気が悪い日の方が多いので仕方ないのですが、お城や宮殿に来た時くらい、せめてもう少し晴れていると良いな…と思わずにはいられません。


ホリールード宮殿のエリアに辿り着いてパッと目に飛び込んで来るのが、Queen's Galleryです。この建物に受付があるので、こちらでホリールード宮殿へのチケットが購入できます。注意が必要なのは、ホリールード宮殿とQueen's Galleryの入場料は、それぞれかかることです。両方に入りたい場合は、セットのチケットがあります(大人£16.4、17歳以下は£9.3、5歳以下は無料)。

チケットを購入した先には、お土産コーナー、Pallace of Holyroodhouse Shopがあります。 スコットランドのお土産というよりも、イングランドのお土産になってしまいますが、王室を思わせるグッズが沢山売っているので、日本へのお土産に良いかもしれません。


女王といえば、コーギー!


クリスマスの時期だったので、ホーリールードの名前が入ったオーナメントがありました。


ショップを抜けて進むと、中庭があります。そしてその先に、ホリールード宮殿が見えます!


入場の際に、日本語オーディオを借りることができます!


ホーリールード宮殿の入り口です。



入り口の目の前には、中庭があります。残念ながら、宮殿内のその他の場所は撮影不可なので、写真はありませんが、宮殿内には、礼拝堂やギャラリー、大ホール、メアリー女王の部屋などがあります。


こちらは宮殿隣にある、寺院の廃墟。
 

1128年頃の建物ですが、綺麗な形で残っています。


宮殿内は写真でお伝えできないのが心苦しいですが、メアリー女王が使用したと思われる展示物や、89人の歴代王の肖像画、行事や公務などで使用される部屋の様子など、煌びやかな宮殿ではありませんが、見応えがある観光地になっています。是非エディンバラ観光のプランに、ホリールード宮殿を検討してみては如何でしょうか?
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