妖しいインドが溢れ出す。10 To 10 In Delhi。

ロイヤルマイルを通り過ぎ、ニコルソンストリートを直進すると、ドイツソーセージでお世話になっているLidlのちょうど目の前に、いつも賑わっている妖しげなお店があります。随分盛況しているようなので、何度か入店を試みたぽろちと配偶者でしたが、その何ともいえないオリエンタルな雰囲気に萎縮していました。しかし本日、ついに挑戦！10 To 10 In Delhiです。

場所は前述の通り、ニコルソン・ストリート(Nicolson St.)。ドイツ系スーパーLidlの目の前です。

入店した直後、インド情緒溢れる店内に何故だかアウェーな気分になってしまったぽろちと配偶者。スタッフさんのお出迎えがなく、既にいたお客さんにジロジロ視線をぶつけられていたので、途端に疎外感を感じていました。とりあえず席に着きましたが、狭い店内ということもあって、テーブルとテーブルの間に余裕がありません。隣のお客さんの視線を感じながら、オーダーです。

 
何がおすすめなのかわからなかったので、今回は、Meat Platter Meal for twoをオーダー。もちろん辛さのレベルは、エクストラホットに限ります。ちなみにこちらは£16.95でシェアーでき、グラス一杯のジュース、メイン、デザートがついているので、かなりリーズナブルなメニューです。

早速、ぽろちはオレンジジュース、配偶者はグアバジュースで乾杯です。ジュースはフルーツ系から炭酸系まで、計10種類程あります。

美味しいです！特にグアバジュースは濃厚でした。

続いて、おまちかねのメイン。カレーは、左からお豆のチャナカレー、ラムのキーマシーマカレー、チキンマサラの3種類。奥にはクスクスのサラダ、パコラとガーリックのナン。真ん中にはバスマティライスが盛られています。

エクストラホットの刺激に飢えていたぽろち。 早速辛さを求めて頂きましたが…何これめちゃくちゃ甘い。かなりの甘口カレーに驚きました。とりあえず3種類一通り食べてみましたが、どれも甘さたっぷりのお子様カレーでした。ぽろちの味覚がバグっているのかも…と心配になりましたが、配偶者も激甘と感じていました。スタッフさんが間違えてしまったのかもしれませんが、少し残念でした。

とはいえ、お味はとても美味しいです。これに辛さが加われば更に旨さが増すと思いますが、ベースがしっかりしているので、甘くても美味しさを感じます。バスマティライスも苦手意識があったのですが、若干味付けがされていて、美味しく頂けました。しかし、ナンは冷たく硬かったので、寂しかったです。パコラはかなり辛めに味付けされていましたが、冷めてもさもさでした。

デザートには、マンゴーチーズケーキ。

ぽろちはマンゴーが苦手なのでリタイアでしたが、配偶者はぺろりと食べていました。チーズの部分がかなりどっしりもったりとして濃厚、おそらくホームメイドのチーズケーキと思われます。配偶者は気に入ったようです。

〆にチャイティーをオーダー。

こちらもぽろちは苦手で更にリタイアでしたが、飲み始めは美味しかったです。ただ、所々ティーカップが汚れていたので、ぽろちは徐々に飲む気力を失ってしまいました。お味は、シナモンとジンジャーの香りが強いミルクティーです。こちらも配偶者は美味しそうに味わって頂いていました。余談ですが、チャイティーでインド熱が一気に上がったのか、配偶者が、今度の休みにインドに行こう！などと言い出し始めたので、チャイティーを頼まなければ良かったとちょっと後悔したぽろちです。

店内を見回すと、学生やお一人様が多いように見受けられました。 リーズナブルが強い味方なのかもしれません。リーズナブルで美味しいカレーが食べられて大満足ですが、辛さが足りないことが、悲しかったです。味は良かったので、機会があったら他のカレーも試してみたいと思います。