場所は、プリンセス・ストリートと並んで伸びるローズ・ストリート(Rose St.)の、西端にあります。
店名が1780なので、おそらく1780年から営業している老舗のパブなのだとは思いますが、あまり老舗感のない寂しげなパブという雰囲気です。
早速店内に入ると、子連れのスタッフさんが座りながら「好きなとこ座って!」と一言。てっきりその人のことを、子供をあやしているお客さんだと思っていたぽろちと配偶者は、虚をつかれびっくり。家族経営のパブでラフなスタイルを追求している営業方針なのかもしれませんが、少々残念な対応にがっかり。しかしこの方以外スタッフさんは親切だったので、安心しました。
17時までは、ハギス、バーガー,フィッシュ&チップスなどの一部のメインが、£5弱で食べられるサービス中とのことです。1780 RestaurantのFacebookサイトでは他のディスカウントも出ているので、エディンバラのパブとしては少し珍しいです。ぽろちと配偶者は警戒して通常のお値段のメニューをオーダーしましたが、今思うと£5メニューでも良かったかなと思っているので、ぜひお試し下さい。
早速、ビールとサイダーで乾杯です。
おそらく氷を切らしていたのだと思われますが、ほとんど溶けかかった氷が、サイダーのグラスに入っていたのには驚きました…。
スターターに、ハギスの天ぷらです。
サクサクしていて、美味しいです。自宅でも作ってみようかと思う程、美味しかったです。ウィスキーソースはまろやかでした。付け合わせのサラダは乾涸びており、悲しいサラダでした。
ぽろちはメインに、ビーフバーガー。
本当はハギスを食べようと思っていたのですが、何故かバーガーをオーダーしてしまいました。もう、失敗です。まずバーガーが、バーガーらしくない。バンズがセインズベリーに70ペンス程で売っているようなお味ですし、中に挟まっている野菜や付け合わせのサラダは、乾涸び過ぎ。美味しいとは言い難いバーガーです。ちなみにポテトは、まあまあでした。
配偶者は、フィッシュ&チップス。
ナイフをいれた瞬間に立ち上る湯気と衣の良い香り、そしてホロッと崩れる身。これはジューシーで美味しいフィッシュ&チップスです。自家製のタルタルソースの程よい酸味と、とても良く合います。
付け合わせには、スタッフの方に勧められたオニオンリング。
見た目通りの普通のオニオンリングでした。
お店の寂れた雰囲気とは裏腹に、美味しいフィッシュ&チップスで意表をつかれたのですが、また1780 Restaurantに来たいか、と聞かれると、パブ全体を包むその若干寂しげで場末感漂う雰囲気に、残念ながら答えはNoです。
0 Comment
匿名でのコメントには、お返事できないこともありますので、御了承ください。