ノルウェーは、コーヒーの美味しさが世界最高水準である国の1つとして認識されているようです。WBC (ワールドバリスタチャンピオンシップ)では、初代チャンピオンのロバート・トーレン氏や、2004年度のチャンピオン、ティム・ウェンデルボー氏に加え、多くの上位入賞者をオスロから輩出しているとのこと。
今回訪れたフグレンは、カフェはもちろん、カクテルバーとヴィンテージデザインのインテリア、3つの要素が融合したなんとも贅沢なカフェ。ちなみに東京の代々木公園に、世界進出の最初の店舗として、フグレン・トウキョウ(FUGLEN TOKYO)があるそうです。ここまで話題に満ちたカフェ、今回のオスロ観光では外せないスポットとなりました。オスロのカフェは、夜はカクテルバーとしてオープンしているカフェが多いので、お酒好きの方は嬉しいですよね。
フグレンは、オスロ国立美術館から1本北の通りにあります。オスロの街の中心から、徒歩圏内です。こちらの看板が目印です。
夜の9時過ぎに訪れたのですが、こじんまりとした店内は多くのお客さんで賑わっていました。
入ってすぐの場所にカウンターがあり、狭い通路を通った先に、お席があります。
ぽろちと配偶者は、運良く席を確保できました。
なるほど…これがヴィンテージ…。ヴィンテージに疎いぽろちと配偶者は、これがヴィンテージなのか…とよくわからない気持ちで撮影。
ぽろちは、Norwegian Icons。ノルウェーの蒸留酒アクアビットがベースのカクテルです。
軽いカクテルなので、お酒が弱い方でも大丈夫です。グレープフルーツジュースを飲んでいるような気持ちでした。美味しかったです。
配偶者はコーヒーの入ったRemember the Grind。
コーヒーの酸味の後に来る、ウィスキーの風味。あまり飲みなれない味で、表現できません。美味しくは…無かったです。
そして、〆に配偶者はFuglenのコーヒーをオーダー。飛行機に乗ってまで試しに行く価値ありと言われたコーヒーです。
これが、世界最高水準のコーヒーか…と気を落ち着けて一口すすると、配偶者の口には合わなかったのか、第一声は「薄い。お湯っぽい」でした。これには配偶者は大ショックだったようで、え?え?何これ?と繰り返していました。パブでビールとフィッシュ&チップス、そして、クセのあるカクテルの後だったことも災いしてか、コーヒーの味がよくわからなかったそうです。
どうやら、ノルウェーのコーヒーというのは、浅煎りで酸味の強いフルーティーな味が特徴のようで、カフェイン中毒の配偶者が好む濃いまったりとしたコーヒーとは、どうも似ても似つかない代物なのだそうです。
いまいち納得しきれない配偶者を他所に、お会計のレシートを見ると、カクテル2杯とコーヒー一杯の料金をポンドで換算すると、約25ポンド。一件目のパブとは違って、妥当なお値段だったので、ひと安心でした。
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