エディンバラの観光スポットの一つでもあるセント・ジャイルズ大聖堂(St. Giles' Cathedral)は、スコットランド国教会の大聖堂です。
スコットランド国教会とは、ゲール語で ”The Kirk”として知られている長老派の教会のことを指し、スコットランド宗教改革によって形成されたもの。そのため、別名The high Kirk of Edinburghとも、呼ばれているようです。またこの大聖堂は、守護聖人・聖アエギディウス(英語名 ジャイルズ)に献造されているため、セント・ジャイルズ大聖堂と命名されました。
入場料は無料。入場できる時間帯は、5月-9月は月-金09.00-19.00、土09.00-17.00、日13.00-17.00。10月-4月は月-土09.00-17.00、日13.00-17.00。クリスマスと年末年始以外は基本的に入ることができるようです。
入場料は無料ですが、大聖堂内のカメラ撮影に£2の支払いが必要ですので、お気をつけ下さい。受付で£2支払うと、写真撮影許可のシールを貰えます。
一旦大聖堂の外に出ると、ロイヤルマイルの裏手側に小さなカフェがあります。休憩がてら入ってみました。
とても簡素で静かなカフェです。穴場的なカフェなのかもしれません。
暑かったので、ぽろちはオレンジジュース、配偶者はグレープフルーツジュース。
ところで、このセント・ジャイルズ大聖堂のすぐ脇に、ハート型の石畳を見つける事ができます。
これは「ミドロジアンの心臓」と呼ばれ、1817年までこの場所にあった、旧市庁舎の入り口跡に埋め込まれているそうです。
ハート型なので、かわいいラッキースポットのように見えますが、旧市庁舎は税を納める窓口であるとともに、裁判所、刑務所、そして処刑場でもあったそうです。その背景を聞くと、とてもラッキースポットとは思えないですね。
セント・ジャイルズ大聖堂は、入場料も無料で定休日も少なく、また入りやすい雰囲気なので、是非気軽に足を運んでみてはいかがでしょうか。
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