点心の時間に注意！Imperial Palace。

ご指摘を頂いたので、訂正させて頂きます。Imperial Palaceで、点心をフルメニューで頂けるのは、水曜日を除いた12:00-17:30までだそうです。今後、間違った情報をお伝えしないよう努めてまいります。大変申し訳ありませんでした。ご指摘を下さった方、本当にありがとうございました。

昨年の初め、ぽろちと配偶者が好きだったエディンバラの中華レストランが、閉店しました。それ以来、あれだけ好きだった中華への情熱が、何故か削ぎ落とされてしまったぽろちと配偶者。昨年の5月に行ったStack Dim Sum Barを最後に、ここしばらく中華レストランからは遠ざかっていました。しかし、自宅でえび蒸し餃子作りに成功したことを機に、久しぶりに美味しい点心をレストランで食べたい意欲が爆発。そこで、美味しい点心が食べられる、との賞賛の声がある、Imperial Palaceに行ってきた次第です。

場所は、以前ご紹介したチャイニーズスーパー、Matthews Foods（萬富行）の上の階です。少々街から遠いのが難点ですが、バス停が近くにありますので、お車がない方も大丈夫です。

店内はやや広めなので、収容できる客数に余裕がありそうです。１つ１つのテーブルも大きめなので、大家族や宴会向きな印象を受けました。ぽろちと配偶者が利用した時間帯は、ぽろちと配偶者以外は、皆さん5名以上で入店されていました。

久しぶりの中華ということもあって、いい感じに空腹を仕上げて、入店しました。 が、何故かお客さんのほとんどは、アジア圏以外の出身と思われる方々ばかりでした。アジア圏以外の方に支持される中華レストランの存在は、嬉しいと思う反面、何故中国人をはじめとしたアジア人がいないのかな？と不安にもなりました。勝手ながらぽろちと配偶者は、中国人がたくさん集まる中華レストランは、美味しいはずに違いないと思っていたからです。

気を取り直してとりあえず、ラム＆コークと、グラスゴーのラガービールTENNENT'Sで、乾杯です。

ラム＆コークは、異様に甘かったです。あまり甘いラムを飲んだことがなかったので、新鮮でした。ビールは冷えておらず、イマイチ。

ところでぽろちと配偶者は、外食する際、必ず事前に自宅でメニューをチェックしています。 今回も、予めラインナップを調査しており、食べたい点心も大まかに決めておりました。が、メニューを開くと、何故か名を連ねている点心が、ホームページに掲載されている点心メニューよりも、少ないのです。ラインナップと全然違う！

店員さんにそれとなく点心について聞いてみたのですが、「No！We do not！！」と強めの語気で言われました。この時は調査不足で知らなかったのですが、点心をフルメニューで頂けるのは、12:00-17:30の間だったそうです。大変お恥ずかしいです。

「ちまきが食べたかった…」とあからさまに落ち込む配偶者でしたが、とりあえず好きなワンタンスープを頼むと、元気になりました。

かなり優しいお味。優しすぎて薄いくらいでした。「千切りレタスのシャキシャキ感が新しいスープだった」と配偶者。

ぽろちは、酢辣湯(Hot&Sour Soup)です。

ぬるいです。個人的に、スープは適度な熱さが大事だと思っていますが、これはすごくぬるい。ホットでサワーなスープの旨味が、ぬるい所為で台無しです。お味は安定の酢辣湯だったので大丈夫ですが、ぬるかったので美味しさが半減でした。

続いてぽろちと配偶者が必ず頼む、麻婆豆腐。

唐辛子かと思いきや、唐辛子に見せかけたピーマンやパプリカが入っていました。そして、ぽろちと配偶者は初体験だったのですが、麻婆豆腐の中に、ザーサイがふんだんに盛り込まれていました。本場では、麻婆豆腐の中にザーサイをインするのは、メジャーなのでしょうか。ザーサイは好きですが、強い風味のザーサイが際立ち過ぎてしまい、豆板醤や山椒の香りが消えてしまったなという味わいでした。不味くはありませんが…何か違う。

今回の主役だったはずの、Dim Sumコンボ・プラッターです。

中々美味しそうな見た目でしたが、どれも味は単調でした。許せない事に、ほとんどの点心は、下に敷かれていた紙にくっついてしまい、点心を取るのに苦労しました。一番の悲劇は、配偶者が食べようとした小龍包が、ひっついていた紙の所為で破れ、小龍包の醍醐味である中のスープが、蒸篭の編み目をくぐり抜けて、テーブルへ滴り落ちたことです。

次回は、点心のフルメニューが食べられる12:00-17:30に行ってみようと思います！