場所はロジアンロードを南下した、トールクロス(Tollcross)エリアの、大きな交差点の近くです。
予約をするため、当初はホームページに記載されている電話番号に電話をかけたのですが、何度かけても繋がりませんでした。「電話が繋がらない程人気なんだ…」と驚きましたが、ふとトリップアドバイザーに記載されている電話番号と、ホームページの電話番号が違うことに気づきました。すぐにトリップアドバイザーに記載されている電話番号に電話をすると、あっさり予約が取れました。現在ホームページに記載されている電話番号は、訂正されているかもしれませんが、予約される方はご注意ください!
お店は本場スペインのタパスレストランを意識しているのか、こじんまりとしていました。写真奥にある茶色の陶器を見ると、スペインを思い出します。
ぽろちはスペインを味わうために、サングリアをオーダー。
赤ワインの濃厚な味わいと果物の仄かな甘さが、美味しかったです。
配偶者は、スペインのドラフトビールをオーダーです。
ドラフトビールは品切れということで、配偶者はやや動揺していましたが、瓶ビールでオーダー。南スペインでもよく頂いた、アルハンブラです。
自家製と思われるパンと、バルサミコとオリーブオイルのソースです。
パンは少々パサついていましたが、オリーブオイルと一緒に頂いたので、そこまでパサつきは気になりませんでした。
ボードに書かれていた本日のメニューから、チョリソーをオーダーしました。
あれ…これがチョリソー…?目玉焼き…?
チョリソーを頼んだと思っていたのですが、明らかに主張してくるのはチョリソーではなく、目玉焼きでした。肝心のチョリソーは、目玉焼きの上にトッピングされているチョリソーと、目玉焼きからこぼれ落ちたのか、それとも飾り程度のものなのか、よくわからないチョリソーのみ。ぽろちと配偶者は、スペインで頂いた”あのチョリソー”ではなく、拍子抜けしました。
ちなみにお味ですが、チョリソーはささやかな風味のみ。目玉焼きは、目玉焼きの下にひかれたポテトと一緒に頂きました。チョリソーは感じられませんでしたが、チョリソーがないと思えば美味しいと思います。
続いて、ガーリック・プラウン。旅行先では、ガーリック・プラウンをオーダーすると、アヒージョがでてきたのですが…。
こちらは、White bait(カタクチイワシなどの稚魚)のフライ。アンチョビ・フリットだと思って頼みましたが…。
残念ながら、衣がフリット系ではなく、普通のフライのようでした。さらにとってもしょっぱいです。アンチョビにしょっぱさは付き物ですし、アンチョビの塩気は大歓迎です。しかしこれはアンチョビのしょっぱさではなく、お塩が強すぎました。なかなか厳しい戦いでした。
唯一想像通りのお料理が、カラマリです。
可も不可もなく、安定のカラマリでした。
今回のEl Quijoteでは、ぽろちと配偶者の力量不足ですが、メニューから自分の食べたいお料理を見つける事ができず、残念でした。たった数日の南スペイン旅行で味わっただけですので、知らないことの方が多いですし、思っている料理を正確にオーダーするのは難しかったです。またもしかしたらお店側も、イギリス人の舌に合うように、お料理に手をくわえているのかもしれません。決して悪いレストランでは無いと思うのですが、食べ終わる頃には、また南スペインで本場の料理が食べたいな…と、ぽろちと配偶者は強く感じました。
ちなみに一番最初にオーダーしたオリーブは、何度かお願いしたにも関わらず、何故か来ませんでした。残念!
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